箱詰めしてパレットに積んだ後、どの面からも賞味期限が見えるように段ボール箱の前面と側面の2か所に賞味期限を印字しなければならず、ローラーコーダーで印字を行っていました。
しかし、ローラーコーダーは凹凸があると印字がうまくできず、カスレや抜けが発生していました。
また、日付を変更する際は、人の手で活字を交換するため、間違いが発生したり、活字に付着したインクで手が汚れることがお悩みでした。
インクジェットプリンターは非接触で印字ができるため、凹凸があっても鮮明に印字ができ、日付の抜けやカスレ、欠けが無くなりました。
また、カレンダー機能が内蔵されており、日付が自動で更新されるため、日付の間違いが無くなりました。
ご導入いただいた前面側面印字装置に搭載したインクジェットプリンタ『U2 SMART』は、カートリッジ式インクを採用しているため、インクの交換が非常に簡単で、交換の際に手が汚れる心配がなくなりました。
また、インクカートリッジを交換するたびにプリントヘッドが新しくなるため、複雑なメンテナンスやクリーニングが必要なく、初めてインクジェットプリンタをご使用される作業員の方も安心して作業を進めることができました。
CASE活用事例
段ボールの前面・側面に印字(1)
パレットに積まれた段ボールのどの面からでも賞味期限が確認できるように、2面に印字する必要がありました。そこで、非常にコンパクトな前面側面印字装置を導入しました。
導入企業
業 界: 食品
- 段ボール
- U2 SMART
- 前面側面印字装置
- 搬送装置
- 省スペース
- 省人化
- BEFORE
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- ローラーコーダー(活字・ゴム印)で印字しており、カスレや抜けが発生
- 活字入替の際に手が汚れる
- 自動化したいが、スペースが取れない
- AFTER
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- 凹凸面でも鮮明に印字でき、印刷品質が安定した
- 日付間違いが無くなった
- コンパクトな装置なので狭い現場でも自動化が実現
導入効果
- 印字品質安定
- 省スペース
- 日付間違い防止
前面と側面の2か所に、確実に賞味期限を印字したい
コンパクトな前面側面印字装置
一般的に、組立後の段ボールの前面・側面に印字するには直角搬送ラインが必要で、2.5m角ほどのスペースを要します。現状のスペースを広げることができず、2.5m角のスペースは無いため、インクジェットプリンタを搭載した印字装置の導入は困難と考えておられました。
しかし、弊社の「段ボール前面側面印字装置」は、小型コンベアにプッシャーを搭載し、側面を印字後わずかに横移動させ、前面に印字することで、直角搬送ラインと比較して、およそ1/2のスペースで前面側面への印字を実現しました。
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