あらかじめ印刷した段ボールを使用する場合、管理費はもちろん、印刷内容が変わると在庫分はロスとなっていました。
さらに、可変情報の印刷にはラベルを使用しており、材料費の他に貼付けを行う人件費も発生しており、各コストが大きな負担となっていました。また一部にトレーサビリティ情報などの可変情報の印字が必要なことも...
ロット番号や製造日時などをリアルタイムで印字し、記録に残すことでトレーサビリティを確保しようと考えていましたが、ラベルでは課題がありました。
CASE活用事例
製函前のシート状段ボールの印字装置
フレキソ印刷済みの複数種類の段ボールを在庫管理し、可変情報はラベルを貼付していたところを、段ボールシート自動印字装置で直接印字にすることで、在庫管理コストやラベルコストを削減。段ボール資材の共通化に成功しました。
導入企業
業 界: 食品
従業員:101〜300名
- 段ボール
- グラフィカ3000
- 搬送装置
- コスト削減
- 省スペース
- 省人化
- BEFORE
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- 多品種大量の印字済み段ボールの在庫管理が大変
- 資材を共通化したい
- ラベル貼りの手間とコストを削減したい
- AFTER
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- 段ボール資材共通化で保管コスト削減
- 可変情報を資材へ直接印字し、ラベルコスト、貼付け工程削減
- 自動給紙、自動印字により、省人化
導入効果
- コスト最適化
- 印字工程の作業効率アップ
保管コスト、廃棄ロス、ラベルコストを削減したい
直接印字で資材共通化
産業用インクジェットプリンタを組み込んだ「シート印字装置」を導入することで、オンデマンドの直接印字が可能になりました。
無地段ボールを必要なときに必要な枚数だけ印字することができ、製品毎に段ボール箱を在庫管理・保管する必要がなくなりました。
印刷内容変更にも柔軟に対応できるため、印刷済み段ボールの在庫ロスを削減するとともに、ラベルを無くす事でラベル貼りにかかる手間や人件費がなくなり、大幅な作業効率アップとコストダウンが実現。台紙の産業廃棄物削減にもなりました。
トレーサビリティの印字にも対応
またリアルタイム情報の印字が必要な、トレーサビリティの印字について、封函機と印字装置を連結させ、封函直前にQRコードをインクジェットプリンタ(製品名:GRAPHICA3000)でリアルタイムで印字することで、製品や原材料表示、ロット番号や製造日時などの履歴を管理できるようになりました。
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